こんにちは、ハヤケンです。今回は、冬から春にかけて楽しめるヤリイカエギングの基本について解説していきます。
ヤリイカエギングは、基本的な考え方こそ通常のエギングと大きく変わりません。しかし、ヤリイカ特有の「追尾してくる習性」や「棚によって釣果が大きく変わる」という特徴を理解すると、1杯釣ったところから一気に数を伸ばせる釣りです。
実際にパターンがハマれば、20杯、30杯と狙えることもあります。今回は通常の3.5号エギを使いながら、ヤリイカを効率よく釣るための基本を紹介していきます。
1.ヤリイカエギングで使うエギ

ヤリイカを狙うエギには、大きく分けて3つのタイプがあります。
通常のエギ、小型エギ、そして餌を巻いて使うタイプのエギです。
今回紹介するのは、普段のエギングでも使用する3.5号の通常エギです。
通常のエギの最大のメリットは、とにかく手軽なこと。特別な道具を用意しなくても、普段のエギングタックルをそのまま流用できます。
ただし、カラーについてはグロー系がおすすめです。夜間に狙うことが多いヤリイカエギングでは、光に対するアピール力を意識しておきたいところです。
一方、小型エギはヤリイカの食いが渋い時に非常に強力です。1.8号、2号、2.2号などの小さなエギなら、アジングロッドなどでも扱えるメリットがあります。
ただし、飛距離やアピール力は通常サイズに比べて落ちます。
そして、数釣りを簡単に楽しみたいのであれば、餌巻きタイプのエギも有力な選択肢になります。
ヤリイカはエギを「ちょんちょん」と触るようなアタリが多いため、餌を巻いておくと、そのまま抱き込むことがあります。アタリを取り切れなくても、次のしゃくりで乗っているケースがあるのが強みです。
2.ヤリイカが釣れる場所と時期

ヤリイカを狙う上で、水温も一つの目安になります。
動画では、水温14℃以下程度を目安として紹介しています。もちろん多少の前後はありますが、シーズンに入り、ヤリイカが釣れ始めたという情報が出てきたら、そのエリアを積極的に狙ってみましょう。
特に狙いたいのが大きな漁港です。
街灯が設置されている場所も多く、夜のヤリイカエギングでは好ポイントになりやすい場所です。
ただし、必ずしも外向きや漁港の出入口だけが正解というわけではありません。
漁港の奥側でも十分に釣れる可能性があります。
ヤリイカは回遊性が高いイカですが、広範囲を無秩序に移動しているわけではなく、ある程度狭い範囲を回遊することがあります。
そのため、小さな漁港では一度群れが入ると、その場に長く留まり、連発することもあります。
逆に、群れが入っていなければ、どれだけ粘っても釣れないことがあります。
3.最も重要なのは「棚」を探すこと

ヤリイカエギングで特に重要なのが、どの水深にヤリイカがいるのかを探すことです。
ヤリイカは横方向だけでなく、上下にも移動します。
例えば水深10mの場所でも、2m付近でしか釣れない日があれば、8~10m付近のボトムでしか釣れない日もあります。
つまり、同じ場所で釣りをしていても、狙う棚がズレているだけで釣果が大きく変わるわけです。
最初から「この棚だ」と決めつけるのではなく、広く探して、その日のパターンを見つけることが重要になります。
4.しゃくりは「3~5回」ではなく10~15回

通常のエギングでは、3~5回程度しゃくってフォールさせる釣り方が一般的です。
しかし、ヤリイカを探す場合は、最初から狙う棚を絞り込む必要はありません。
むしろ、10回、15回としっかりしゃくり上げて、広いレンジを探っていくことが重要です。
しゃくり上げて、エギを落とす。
またしゃくり上げて、落とす。
この動作を繰り返しながら、ヤリイカがどのレンジにいるのかを探していきます。
そして、釣れた棚が分かったら、その後はそのレンジを重点的に攻めます。
5.フリーフォールより「ステイ」を意識する

ヤリイカを狙う際、もう一つ意識したいのがフォールです。
ヤリイカはフリーフォールでも釣れることはあります。しかし、基本的にはエギをピタッと止めるステイを意識したほうが反応を得やすい場面があります。
しゃくり上げた後、テンションを張った状態でエギを止める。
すると、寄ってきたヤリイカがそのエギに反応して抱いてくることがあります。
この「止める時間」をしっかり作ることが、ヤリイカエギングでは非常に重要です。
6.1杯目を釣った後が本当の勝負

ヤリイカエギング最大の特徴ともいえるのが、追尾してくる個体が多いことです。
1杯がエギを抱いたら、そこで慌てて回収してはいけません。
特に沖でヒットした場合は、ゆっくり巻いて足元まで寄せてくることを意識します。
後ろから1杯、2杯、3杯……。
多い時には10杯、20杯と追いかけてくることもあります。
つまり、最初の1杯を釣った瞬間は、まだチャンスが終わっていません。
むしろ、そこからが数釣りのスタートです。
7.複数人なら「交互に釣る」のが効果的

2人、3人で釣りをしている場合は、この習性をさらに利用できます。
1人がヤリイカを掛けたら、すぐに全員が回収するのではなく、交互に釣るようにします。
水中にヤリイカが残っている状態を作ることで、追尾してきた群れが足元に留まりやすくなります。
その状態で次の人がエギを入れる。
すると、1杯釣って終わりではなく、次々と追加できる可能性があります。
ヤリイカが群れで入っている時には、この方法が非常に強力です。
8.一人で釣るならフルキャストする必要はない
一人で釣っている場合も考え方は同じです。
ヤリイカが足元まで追ってきたのであれば、無理にフルキャストする必要はありません。
足元に群れが残っているなら、近距離にエギを落とすだけでも十分です。
軽く誘って、群れの中でエギをアピールする。
すると、残っていたヤリイカがエギを奪い合うように抱いてくることがあります。
このパターンに入ると、
1杯釣る → 群れを足元まで寄せる → もう1杯釣る → また追加する
という展開が作れます。
ヤリイカエギングが「1杯釣って終わり」ではなく、「1杯から何杯も引き出せる釣り」と言われる理由がここにあります。
9.釣れたパターンを徹底的に繰り返す

ヤリイカは日によって反応する棚が大きく変わります。
表層に溜まっている日もあれば、中層にいる日、ボトム付近に集中する日もあります。
そのため、最初の1杯は非常に重要です。
「どの棚で釣れたのか」
「どの誘いで釣れたのか」
ここを覚えておき、その後も同じパターンを繰り返します。
難しいことをする必要はありません。
釣れたパターンを見つけたら、それを素直に再現する。
これがヤリイカの数釣りでは非常に大切です。
10.小さなアタリを取ることが春イカ攻略にもつながる

ヤリイカのアタリは、非常に明確な「ドンッ」というものばかりではありません。
「ちょんちょん」と触るような小さなアタリも多くあります。
その違和感を感じ取り、エギの重みがなくなった瞬間などに合わせる。
この繊細なアタリを取る練習は、エギングの技術を磨くうえでも非常に有効です。
ヤリイカの小さなアタリをしっかり取れるようになれば、春のアオリイカを狙う際にも「アタリが分かりやすい」と感じられるようになるはずです。
もちろん、毎回完璧にアタリを取る必要はありません。
特に餌巻きタイプなら、しゃくったら乗っていたということもあります。
まずは数を釣ること、そして釣りを楽しむこと。
それもヤリイカエギングの大切な魅力です。
11.ヤリイカエギングのベストシーズン

ヤリイカは、数釣りを楽しむのであれば2月、3月、4月上旬頃がおすすめです。
4月半ば頃までは数を狙える時期がありますが、それ以降になると単発で釣れることはあっても、まとまった数を狙うのは難しくなっていきます。
冬から春にかけて、夜の漁港で楽しめるヤリイカエギング。
釣って楽しいだけではなく、食べても非常に美味しいのが魅力です。
刺身はもちろん、細切りにして醤油で食べたり、キムチの素やごま油、鶏ガラスープなどで和えたり、塩辛にしたりと、楽しみ方も豊富です。
釣って、食べて、エギングの技術も磨ける。
ヤリイカは、冬の夜釣りを楽しむターゲットとして非常に魅力的な存在です。
まとめ
ヤリイカエギングは、通常のエギングと基本的な部分は共通しています。
ただし、**「棚を広く探す」「ステイを意識する」「1杯釣ったら焦らずゆっくり寄せる」**というポイントを押さえるだけで、釣果を大きく伸ばせる可能性があります。
特に重要なのは、最初の1杯です。
どの棚で釣れたのかを把握し、そのパターンを繰り返す。そして追尾してきた群れを逃さず、足元までしっかり誘導する。
これができれば、1杯から2杯、3杯と数を伸ばしていくことができます。
ヤリイカはアタリも繊細なので、エギングの練習相手としても非常に優秀です。冬から春の夜釣りで、ぜひヤリイカエギングに挑戦してみてください。
また、夜の釣りでは近隣住民への配慮も忘れてはいけません。車のエンジンをかけっぱなしにしたり、大きな声で騒いだり、ドアを強く閉めたりすることは避け、釣り場のマナーを守って楽しむことが大切です。
【動画で詳しくチェック!】
動画内では、ヤリイカエギングで重要になるエギの選び方や棚の探し方、追尾してきたイカを追加で釣る方法について、実釣を交えながら詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!
※この文章は動画を元にAIで要約したものになります。正しい内容は動画をご覧ください。

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