
春の大型アオリイカを狙ってみたいけれど、「ボートエギングは難しそう」「専用タックルが必要なのでは?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、佐世goes on(ゴーズオン)佐原船長に、春のボートキャスティングエギングを始めるために知っておきたい基本を詳しく聞いてきました。
実は、ボートだからといって特別な道具が必要になるわけではありません。普段おかっぱりで使っているタックルを、そのまま流用できるのが大きな魅力です。
一方で、ボートならではの「ラインを張りすぎない」という考え方は非常に重要です。おかっぱりとは少し違った感覚を身につけることで、春の大型アオリイカとの出会いが近づいてきます。
1.春のボートエギングは初心者でも始めやすい

まず予約については、難しく考える必要はありません。
船長に電話やDMで空き状況を確認し、分からないことがあれば、その時点で質問しておく。初めて利用する人にとっては、それだけでも十分です。
特に初めての船釣りでは、「何を聞けばいいのか分からない」ということがあります。しかし、タックルやエギ、当日の状況など、分からないことを船長に相談するのは決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、初めてなら事前に聞いておいた方が安心して釣りに集中できます。
2.タックルはおかっぱり用で十分

春のキャスティングエギングであれば、基本的には普段おかっぱりで使用しているエギングタックルで対応可能です。
ただし、ボートの上では取り回しの良さが重要になります。
8.6ft前後の一般的なエギングロッドでも問題ありませんが、船上で扱いやすいのは7.5ft前後の短めのロッド。
リールも特別なものを用意する必要はなく、2500~3000番程度で十分です。
ラインについては、
- PE0.5~0.8号前後
- リーダー2~2.5号前後
といったセッティングが目安になります。
根掛かりした際にエギを回収しやすくするため、少し太めのラインを選ぶ人もいます。
つまり、ボートエギングを始めるために一から専用タックルを揃える必要はないということです。
3.エギはおかっぱり用のキャスティングエギでOK

エギについても、基本的には普段おかっぱりで使用しているキャスティング用エギで問題ありません。
状況によって反応するカラーや動きが変わるため、できれば複数のエギを用意しておくと選択肢が広がります。
今回おすすめとして挙げられていたのが、エンバーメイズのエギ「クロウ」。

もちろん一つのエギだけにこだわるのではなく、その日の水色や光量、イカの活性などを見ながら使い分けることが重要です。
4.水深15m前後でもボトムを取りすぎない

今回のポイントでは、水深15m前後までの場所が中心。
ここで重要なのが、おかっぱりのように毎回必ず着底を取る必要はないということです。
もちろん大型を狙うのであれば、ある程度沈めて深いレンジを探ることも有効です。
しかし、風が吹いたり船が流れたりすると、ラインに大きな抵抗がかかり、ボトムを正確に取ることが難しくなります。
そんな時は無理に着底だけを追い求めるのではなく、カウントダウンでレンジを管理する。
例えば水深6m程度で、エギの沈下速度が1mあたり約3秒なら、18~20秒ほどを目安に沈めてから誘っていくという考え方です。
5.最大のポイントは「エギを自由にする」

今回の話で特に印象的なのが、**「適当が一番釣れる」**という考え方です。
もちろん、本当に何も考えず適当に釣るという意味ではありません。
ボートエギングでは、船そのものが流れて移動しています。つまり、自分は動いていないつもりでも、実際には「歩きながら釣りをしているような状態」です。
そこでラインを張りすぎると、船の動きがそのままエギに伝わり、エギが不自然に動いてしまいます。
おかっぱりではアタリを取るためにテンションを張ったフォールを多用することがありますが、ボートでは必ずしも同じ考え方が通用するわけではありません。
むしろ、ある程度ラインをフリーにして、エギ自身に仕事をさせる。
これが春のボートエギングでは非常に重要になります。
6.「アタリを取る」より「乗っていた」でいい

初心者ほど、アタリを取ろうとしてラインを張りたくなります。
しかし、アオリイカは非常に視力が良く、遠くからエギを見つけて一気に追ってくることもあります。
そのため、細かなアタリをすべて取ろうとする必要はありません。
根掛かりしない範囲でエギを自然にフォールさせ、シャクった後に「乗っていた」という釣り方でも十分成立します。
むしろ、アタリを取ろうとしすぎないことが、結果的に釣果につながる場合があります。
ボートは船長がイカのいる場所まで連れていってくれます。だからこそ、自分から無理に魚を探し回るのではなく、その場所でエギを自然に動かすことに集中することが大切です。
7.春から夏まで楽しめるのが魅力
春のキャスティングエギングは、梅雨明け頃の7月前後まで楽しめるとのこと。
7月頃になると徐々に個体が痩せてきて、ウェイトが乗りにくくなるものの、夏エギングとして楽しむこともできます。
さらに遠征便では、4kgクラスのアオリイカが狙えることもあり、夢のある釣りです。
大型アオリイカが追ってくる場面もあり、目の前まで寄ってきた巨大な個体がエギを抱かないこともある。それだけに、春のボートエギングには独特の緊張感と面白さがあります。
まとめ
春のボートエギングは、専用タックルを揃えなければ始められない釣りではありません。
普段のおかっぱりタックルをベースに、船上で扱いやすい短めのロッドを選び、エギもキャスティング用をそのまま使うことができます。
そして何より大切なのは、ラインを張りすぎず、エギを自然に動かすこと。
船が流れている以上、自分自身も常に移動しながら釣っているような状態です。アタリを取ろうとラインを張りすぎるのではなく、ある程度フリーにしてエギに仕事をさせる。この感覚を身につけることが、ボートエギング攻略の大きなポイントになります。
おかっぱりとは違った考え方が必要だからこそ、経験を積むほど奥深くなっていくのがボートエギングの魅力です。
【動画で詳しくチェック!】動画内では、春のボートエギングに必要なタックルやエギ選び、フォールの考え方、船上での釣り方について詳しく解説しています。ぜひチェックしてください!
※この文章は動画を元にAIで要約したものになります。正しい内容は動画をご覧ください。

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