
こんにちは、ハヤケンです。
今回は、2025年のエンバーメイズ新商品、メタルスッテ「スレイド」を紹介します。
スレイドは、単に狙った水深まで沈めるためのメタルスッテではありません。イカを誘い、見せ、追わせ、食わせるという一連の動作を重視し、細部までこだわって設計しました。
今回は、スレイドに込めた4つの大きな特徴と、カラー・サイズ展開、製造面でのこだわりについて詳しく解説していきます。
1.小魚をイメージした独自のボディ形状

スレイドの大きな特徴の一つが、小魚のようなシルエットを持つボディ形状です。
ただ小魚に似せただけではありません。何度も設計を繰り返し、最終的にたどり着いた形状です。
従来のメタルスッテでは、ボディの上下を明確に意識しない設計も多くありますが、スレイドではあえて上側と下側を分けて考えました。
具体的には、お腹側を少し膨らませ、背中側を細くし、全体的に反ったような形状にしています。
この形状が生み出すのが、安定したフォールです。

スレイドは、ヒラヒラと不規則に揺れながら落ちるのではなく、頭側からお腹を見せるような姿勢で沈んでいきます。さらに、カンナが水を捉えることで、ブリブリとした動きを伴いながらフォールします。
フォール速度だけを追求すれば、もっと速く沈む設計もあります。しかし、スレイドで重視したのは、アングラー自身が操作してイカを誘う楽しさです。
誘いはしっかりと動かし、フォールは安定させる。
このメリハリを持たせた設計が、スレイドの一つ目の特徴です。
2.潮を受けて頭を潮上に向けるステイ姿勢

二つ目の特徴は、ステイ中の姿勢です。
スレイドは、潮を受けたときに頭が潮上を向くように設計しています。

小魚は基本的に潮の方向を向いているため、その姿勢を再現することを意識しました。
ボディ内部の重量を横方向に配置することで、完全な縦向きではなく、少し斜めを向いた姿勢になります。さらに潮を受けることで、頭が潮上を向くように変化していきます。
潮の流れが速い状況では、後方部分がわずかに動き、魚がお尻を振るような動きも生まれます。
ここで大切にしたのは、ステイを単なる「食わせの間」にしないことです。
一般的にステイというと、動きを止めてイカが抱くのを待つ時間というイメージがあります。しかし、スレイドでは潮に乗せて自然に漂わせる、いわば攻めのステイを意識しました。

イカに違和感なく見せながら、誘い続けることができる。そして、そのまま食わせの間にもつなげられる。そんな姿勢を目指しています。
わずかな姿勢の違いですが、イカにとっては重要な要素です。スレイドでは、この部分にも徹底的にこだわりました。
3.フォール中の姿勢変化が速い重心設計

三つ目は、フォール中の姿勢変化の速さです。
メタルスッテは、重心の位置によって大きくフロントバランス、センターバランス、リアバランスに分けられます。それぞれに特徴があります。
- フロントバランス: 頭側から落ちやすく、フリーフォール時のフッキングの速さなどが特徴。
- センターバランス: 水平に近い姿勢で落ちやすく、フォール速度を抑えて誘いやすい。
- リアバランス: フォール速度の速さを重視した設計に多い。
では、なぜスレイドは一般的なバランスのどれかに振り切らず、フロントとセンターの中間付近に重心を設定したのか。
それは、フォール中の姿勢変化のキレを重視したからです。
スレイドは、テンションを抜いたときに素早く姿勢が変わり、落ちていくことを大切にしています。一方で、ロッドで操作した際には、しっかりと後方を振る動きも出せるようにしています。

ただ沈めるだけではなく、動きにメリハリをつけることで、イカに反射的に手を出させることを狙っています。
見せる、追わせる、食わせる。その一連の流れをアングラーの操作で作り出せるように、重心位置を細かく調整しました。
4.水切れの良さを活かした立体的なダート

四つ目の特徴は、ダート性能です。
スレイドは、お腹側が太く、背中側が細くなった形状をしています。この形状によって水切れが良くなり、操作した際にイレギュラーなダートを生み出しやすくなっています。
単純に上下へ動かすだけではなく、複数の方向へパンパンと跳ねるように動かすことができます。
これによって、イカにしっかりと存在を見せ、追わせることが可能になります。

メタルスッテは、狙った水深まで沈めるための道具というだけではありません。誘って、見せて、追わせて、食わせる。そこまでを考えて作り込むことが大切だと考えています。
スレイドは、操作性や動きのキレだけでなく、フォール姿勢やステイ姿勢まで含めて、ルアーとしての性能を追求したメタルスッテです。
ドロッパーを付けて使用することもできますし、スレイド単体でも使用できます。アングラーが自分で操作し、狙ってイカを釣る楽しさを感じてもらえる製品に仕上げました。
5.全5色・20号と25号のラインナップ

スレイドのカラーは全5種類です。
重量は、おおよそ74gと92gで、号数では20号と25号の展開となっています。
カラーについては、実釣で使いやすい定番色を中心に構成しました。
- 赤白
- 赤緑
- 赤黄色
- 赤ピンク
- ブラック
定番として必要なカラーをしっかり押さえながら、近年人気の高い真っ黒なカラーもラインナップに加えています。
カラー数をむやみに増やすのではなく、実際の釣りで必要になる色を厳選しました。状況に応じて選びやすい、実戦的なカラー展開を意識しています。
6.製造の難しさと販売について

実は、スレイドの開発で苦労した部分の一つが製造です。
今回の独特な形状は、設計する段階でも何度もテストを繰り返しました。ようやく納得できる形にたどり着いたものの、いざ製造しようとすると、工場側から難しいという判断が出る部分もありました。
そこからさらに試行錯誤を重ね、最終的には製造数を減らすことで対応することになりました。
そのため、今回のスレイドは釣具店への卸販売は行わず、エンバーメイズの公式通販限定での販売となっています。
また、製造数に限りがあるため、今年の入荷は今回の1回限りとなる予定です。今後も年に1回程度の入荷になる可能性があります。
数量に限りがある製品ではありますが、それだけこだわって作り込んだメタルスッテです。気になっている方は、在庫があるうちにチェックしていただければと思います。
まとめ
今回紹介したメタルスッテ「スレイド」は、単に沈めるための道具ではなく、アングラーが操作してイカを誘い、狙って釣ることにこだわった製品です。
大きな特徴は次の4つです。
- 小魚をイメージした独自形状と安定したフォール
- 潮を受けて頭を潮上に向けるステイ姿勢
- フォール中の素早い姿勢変化を生み出す重心設計
- 水切れの良さを活かした立体的なダート性能
さらに、全5色、20号・25号の展開で、ドロッパーを付けた使用にも単体での使用にも対応しています。
製造上の難しさから生産数には限りがあり、販売はエンバーメイズの公式通販限定です。
誘って、見せて、追わせて、食わせる。
メタルスッテを単なる仕掛けの一部ではなく、自分で操作するルアーとして楽しみたい方には、ぜひ一度試していただきたい製品です。
【動画で詳しくチェック!】動画内では、スレイドのボディ形状やフォール姿勢、ステイ中の動きなど、4つの特徴を実際に詳しく解説しています。ぜひチェックしてください!
※この文章は動画を元にAIで要約したものになります。正しい内容は動画をご覧ください。

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