こんにちは、ハヤケンです。
今回は、イカメタル専用スッテ「スレイド」の特徴と使い方について解説します。
スレイドは、一般的なメタルスッテとは異なる小魚のような形状と、強いアクションが特徴です。動かしてアピールするだけでなく、止めたときやフォール中の姿勢にもこだわって設計しています。実際の釣行を交えながら、その性能や効果的な誘い方、開発の経緯について紹介していきます。
1.スレイドの基本的な特徴

今回使用するタックルは、エメラルダス AIR IM K410LBSにキャタリナIC100SHLの組み合わせです。ラインは3ラインの0.85号、リーダーはSVU1の4号を使用しています。
メインとなるメタルスッテは、スレイドの74g。ドロッパーにはDUEL製のものを組み合わせています。
スレイド最大の特徴は、小魚を思わせる独特な形状です。
一般的な縦型のメタルスッテとは異なり、水を切るような動きを出しやすく設計しています。単純に左右へ大きくダートするのではなく、フォール時に左右で重心のバランスが異なることで、横方向へ振れながら落ちていきます。

そのため、シャクリを入れたときにも、通常のメタルスッテとは違った動きを演出できます。
僕がスレイドで目指したのは、いわゆる**「攻めのイカメタル」**です。しっかり動かしてイカにアピールし、状況を打開できるようなスッテを目指しました。
2.動かした後の姿勢にもこだわった設計

スレイドは、動かしているときだけでなく、止めたときの姿勢にも特徴があります。
重心の配置に加えて、お腹側で潮を受けるように設計しているため、潮に対して頭を向けやすくなっています。

魚は基本的に潮に向かって泳ぐものです。スレイドも潮に頭を向ける姿勢を作りやすくすることで、より自然な状態を演出できるようにしています。
さらに、完全に垂直になるのではなく、少し斜めの姿勢で止まることもポイントです。

イカに食わせるタイミングでは、こうした姿勢の違いが重要になります。激しく動かしてアピールした後、ピタッと止めて食わせる。その一連の動作を意識して使ってみてください。
3.スレイドの効果的な誘い方

スレイドを使う際に意識してほしいのは、動かす・止める・落とすという3つの動作です。
基本的な誘い方は、通常のメタルスッテと同じようにトントンと誘う方法でも問題ありません。ただ、スレイドの場合は、ロッドを曲げてからパンッと水を切るような動きを加えると、持ち味を活かしやすくなります。

ラインのスラックをパンパンと張るような誘い方も有効です。決まった動かし方にこだわる必要はありません。
特に重要なのは、誘った後の止めです。
例えば、次のような誘い方があります。
- 細かくシャクリを入れてから、ピタッと止める
- シャクリ上げた後、少しだけフォールさせる
- 大きく水を切る動きでアピールする
- フォールを何度も繰り返し、イカに見せる
ティップランと同じように、誘いを入れた後にしっかり止めることも効果的です。

また、スレイドはフォール中に横を向きながら滑るように落ちていきます。このフォール姿勢も大きな特徴です。シャクリだけでなく、フォールそのものをイカに見せる時間を作ることも意識してください。
ただし、どの誘い方が正解というわけではありません。イカの反応はその日の状況によって変わります。反応を見ながら、動きの強さや止める時間、フォールの回数を調整していくことが大切です。
4.ドロッパーを組み合わせることで釣果を伸ばす

スレイドを発売してから、「ドロッパーがいらないくらい釣れる」という声をいただくことがあります。
しかし、僕自身はドロッパーも付けた方が釣れると考えています。
スレイドはよく動くスッテです。そして、その動きはメインのスッテだけでなく、ドロッパーにも伝わります。つまり、スレイドをドロッパーの動きを増幅させる装置として活用できるわけです。
せっかくドロッパーを付けているのであれば、外してしまうのではなく、ドロッパーにも動きを与えて食わせていきましょう。
さらに、ドロッパーにイカが掛かった後は、ゆっくり動かしたり、止めたりすることで、追尾してきた大きなイカがスレイドに食ってくることもあります。
それぞれの役割を意識することが大切です。
- スレイドでしっかりアピールする
- その動きを利用してドロッパーも動かす
- ドロッパーで食わせることも意識する
- ヒット後はゆっくり動かす、または止めて大型を狙う
スレイド単体の釣果だけでなく、仕掛け全体の動きを考えて使ってみてください。
5.大型イカを狙うためにスレイドを開発した理由

スレイドを開発したきっかけは、従来のメタルスッテを使っていて感じていた悔しさにあります。
これまで何年も一般的なメタルスッテを使ってきましたが、数では釣れても、サイズではオモリグに負けてしまうことがありました。
どうすればメタルスッテで大型のイカに対抗できるのか。誘い方やテクニックを工夫して、大型を狙って掛けようとしてきました。
しかし、テクニックだけで大型を狙うことには限界があると感じました。
それならば、スッテそのものを一から作り直そう。これがスレイド開発の出発点です。

最初は刀のような形状で、面積を大きくしたものなどもテストしました。しかし、思うような結果にはつながりませんでした。
そこから何度も形状を調整し、最終的に小魚に近い形へとたどり着きました。
目指したのは、鋭くパンパンと動くアクションと、止めたときの安定した姿勢、そして潮に追従するしっとりとした動きです。
この3つを実現できたことで、以前よりも大型のイカが釣れる確率は上がったと実感しています。
狙って大型を掛けるというより、結果として大型が釣れてくる。そのような場面が増えてきました。
6.スレイドの販売状況と今後の展開

スレイドは、現在のところ全国の釣具店では販売しておらず、通信販売サイト限定での取り扱いとなっています。
もともとは量産できる見込みで開発を進めていましたが、実際に量産へ移ると、製造上の問題が出てきました。
そのため、製造数を減らすことで対応しています。どうしても大量生産が難しく、十分な数を用意できない状況です。
今年はありがたいことに好評をいただきました。来年は15号や30号といったサイズも追加できればと考えています。

まだ小さなメーカーなので、一度に大きく展開することは難しいですが、少しずつラインナップを増やしていきたいと思っています。
また、今回の釣行では全体的に渋い状況でした。オモリグでもメタルスッテでも、重い仕掛けでも軽い仕掛けでも、なかなか簡単には釣れません。
それでも、スレイドで大型のイカが掛かる場面がありました。状況が厳しい中でも結果を出せたことは、開発してきたものとして非常にうれしいことです。
まとめ
スレイドは、小魚のような独特な形状と、左右に振れながら落ちるフォール姿勢が特徴のメタルスッテです。
鋭く動かしてアピールするだけでなく、潮に頭を向けて止まる姿勢や、フォール中の動きにもこだわっています。
使い方としては、次の3つを意識してみてください。
- シャクリでしっかり水を切り、イカにアピールする
- 誘った後はピタッと止めて食わせの間を作る
- フォールを繰り返し、スレイド独自の落ち方を見せる
また、ドロッパーを組み合わせることで、仕掛け全体の動きを活かした釣りができます。スレイドだけで完結させるのではなく、ドロッパーにも意識を向けて使ってみてください。
その日のイカの反応に合わせて誘い方を変えながら、ぜひスレイドの性能を体感していただければと思います。
シーズン終盤となり、来年の在庫もまだ分からない状況です。気になっている方は、ぜひ早めにチェックしてみてください。
【動画で詳しくチェック!】動画内では、スレイドの特徴や具体的な誘い方、開発に込めた思いについて詳しく解説しています。実際の動きや釣行の様子も、ぜひ動画でチェックしてください!
※この文章は動画を元にAIで要約したものになります。正しい内容は動画をご覧ください。

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