
こんにちは、ハヤケンです。
今回はイカメタル釣行で、少し変わった実験をしてみます。使用するのは、世界で最も黒い塗料として知られる「黒色無双」を塗装したメタルスッテ「スレイド」です。
通常のブラックカラーと比べても、その黒さは一目瞭然。光の反射を極限まで抑えた特殊な塗料ですが、果たしてイカに対してどのような効果があるのでしょうか。
塗料の特性やスレイドとの相性、実際のイカメタルでの反応を確認しながら、真っ黒なメタルスッテの可能性を探っていきます。
1.世界一黒い塗料「黒色無双」をスレイドに塗装

今回使用するのは、スレイドに「黒色無双」を塗装した特別仕様です。
通常のブラックカラーと比較すると、その違いは明らかです。一般的なブラックには多少の光沢感がありますが、黒色無双は光をほとんど反射せず、非常に深い黒色をしています。
光の吸収率は99%以上ともいわれる塗料で、見た目のインパクトは相当なものです。
ただし、この塗料はメタルスッテに使用するには問題もあります。
- 塗膜が非常に剥がれやすい
- 表面をクリア塗装すると光沢が出てしまう
- 本来の黒色無双の特徴を損なう可能性がある
つまり、耐久性や製品化という面では、釣具に向いている塗料とはいえません。
今回はあくまで実験です。実際に釣れるのかどうかも分からない状態ですが、極端に黒いカラーがイカにどのような影響を与えるのか、試してみることにしました。
2.通常のブラックと黒色無双の違い

ブラックカラーは、イカメタルでも人気のあるカラーの一つです。
その理由は、光を発することよりも、シルエットをはっきり見せられることにあります。
ブラックといっても種類はさまざまで、下地を夜光にしたものや、レッドベースのものなど、さまざまなバリエーションがあります。
今回使用する黒色無双は、そうした下地や発光要素を持たない、塗料そのものの黒さを活かしたカラーです。
ブラックは、いつでも万能に釣れるカラーというわけではありません。時間帯や状況によって、ほかのカラーでは反応がないのにブラックだけが連発するような場面もあります。
特定の状況で爆発的な力を発揮するのがブラックカラーの面白さだと考えています。
だからこそ、通常のブラックをさらに超える黒色無双に、どのような反応が出るのか興味がありました。
3.スレイド74gで実釣開始!厳しい状況でのスタート
今回の釣行は、最初からかなり厳しい状況でした。
船全体としても釣果が伸びておらず、イカの反応は渋い状態です。
水深はおよそ85m。使用するスレイドは74gで、号数にすると25号相当の重量です。
事前の情報では35m付近で反応があったため、まずはその棚を中心に探っていきます。
釣りを開始して早々にアタリがあり、同じ棚に戻して誘い直すとヒット。31.5mで最初のイカをキャッチすることができました。

いきなり黒色無双仕様のスレイドで結果が出たため、期待が高まります。
ただし、今回のように全体的に渋い状況では、カラーだけの効果を判断することは簡単ではありません。
その後も同じ棚を中心に探っていきますが、アタリが続くわけではなく、触れるだけで抱き込まない場面もありました。
4.スレイドの特徴を活かした誘い方
今回の釣行では、スレイドの操作方法についても改めて確認できました。
スレイドはセンター寄りの重心設計になっているため、ロッドで持ち上げてから落とす動きに適しています。
特に意識したいのが、ロッドの反発を利用した誘い方です。
ただ腕の力で大きく持ち上げるのではなく、竿のしなりを使ってパッと跳ね上げるように操作します。
この動きによって、スレイドが横方向にもダイナミックに動きます。
今回の状況では、少し投げて斜めに引いてくる誘いにも反応がありました。そのため、同じ棚を大きく変えずに、誘い直すことを意識しています。
イカの群れが少ない状況では、広く探るだけでなく、反応があった棚を丁寧に攻めることも重要です。
5.ドロッパーを追加して反応を比較

黒色無双のスレイドに反応が続かないため、途中からドロッパーを追加して検証することにしました。
これによって、イカがスレイドを嫌っているのか、それともブラックカラー自体に反応が悪いのか、ある程度判断できると考えたからです。
しかし、結果ははっきりしませんでした。
スレイドに触れているような反応はあるものの、なかなか抱き込んでくれません。ドロッパーにも明確な反応が続くわけではなく、どちらが原因なのか判断できない状況でした。

途中からは通常のクロウも使用し、別の選択肢も試しています。
最終的にはドロッパーでイカをキャッチすることもできましたが、サイズは小型でした。
この日のようにイカの活性が低い状況では、カラーの違いを検証すること自体が難しくなります。
6.潮の速さとメタルスッテの重量選択

今回の釣行では、潮の速さにも注意が必要でした。
船はパラシュートアンカーを使用して流していましたが、船速は約1ノット。潮も強く、軽いメタルスッテを使用すると、隣の釣り人や後方の方と仕掛けが絡む可能性がある状況でした。
この日は30m付近まで誘う場合でも、25号程度の重量が必要だと感じました。
さらに、同じ号数のメタルスッテを使用していても、ドロッパーの数や仕掛けの構成によって沈み方は変わります。
そのため、単純にメタルスッテの重量だけで判断するのではなく、仕掛け全体のバランスを考えることが大切です。
潮が速い状況では、周囲とのオマツリを防ぐことも含めて、適切な重量を選ぶ必要があります。
7.黒色無双は本当に釣れるのか?今回の検証結果

今回の釣行では、黒色無双を塗装したスレイドで最初の1杯をキャッチすることができました。
その後もイカの反応はあり、最終的には浅い棚で複数のイカを掛けることもできました。
ただし、全体的に非常に渋い状況だったため、今回の結果だけで黒色無双の効果を判断することはできません。
イカの活性が上がり、積極的にエサを追う状況であれば、黒色無双でも問題なく抱いてくることは確認できました。
一方で、わざわざ通常のブラックから黒色無双に変更する必要があるかというと、今回の釣行では明確なメリットを見つけることはできませんでした。
そもそも黒色無双は塗膜が弱く、実用面でも扱いにくい塗料です。
今回の実験は、あくまで特殊なブラックカラーの可能性を探るためのもの。釣果面での優位性を証明できたわけではありませんが、実際にイカが反応することは確認できました。
まとめ
今回は、世界一黒い塗料として知られる「黒色無双」をスレイドに塗装し、イカメタルで実釣検証を行いました。
今回のポイントは以下のとおりです。
- 黒色無双は光の反射を極端に抑えた非常に黒い塗料
- 塗膜が剥がれやすく、メタルスッテの製品化には向いていない
- 黒色無双仕様のスレイドでもイカをキャッチできた
- ただし、渋い状況だったためカラーの優位性は判断できなかった
- スレイドはロッドのしなりを利用した跳ね上げる誘いが効果的
ブラックカラーは、状況によって大きな力を発揮するカラーです。しかし、今回の検証では黒色無双だからこそ釣れたという明確な結果には至りませんでした。
それでも、通常のブラックとは明らかに異なる見た目のスレイドで実際にイカを釣ることができたのは、面白い実験だったと思います。
今後もさまざまなカラーや仕様を試しながら、釣りの可能性を探っていきたいと思います。
【動画で詳しくチェック!】動画内では、黒色無双と通常のブラックの見た目の違いや、スレイドを使った実釣の様子を詳しく紹介しています。ぜひチェックしてください!
※この文章は動画を元にAIで要約したものになります。正しい内容は動画をご覧ください。

コメント