待望の2020新色
2020年に発売した、
ハヤケンカラー
・シズクグローオリーブ
・シズクグローグリーン
発売からもうすぐ1年なのですが、この1年このカラーを大好きになってくださった方がたくさんいます。本当にありがとうございます。
発売以来、釣果報告を聞くたびにうれしい気持ちでいっぱいです。
さて、下記は発売時に書いた内容になります。
長いテスト期間
実は5年以上前からテストしてました。
一番最初に作ったときのコンセプトは「夕マヅメ、朝マヅメからのゴールデンタイムにエギのカラーセレクトで手間取らず、信頼して投げ続けれるエギ」でした。
通常の下地の箔を殺さず、グローとしても使えるエギはないのか手探りで色々なことを試してみました。
背中だけグロー等ではなく、全体が微発光、そして箔はギラギラなまま。
製作工程上なかなか難しい要求ではあるのですが、自分自身で工場に出入りして、納得いくカラーになるまで自分で組み上げを繰り返し、長い年月をかけてやっと気に入ったもの、納得できるものが出来ました。
実は一昨年のキーストン福袋、ハヤケンセットにはこれに近いカラーを入れてました。あえて詳細を書かず、先入観無しにこのエギの良さに気づいてくれる人が何人いるかな?という実験だったのですが早速このシズクグローでかなりの釣果をだしてくれている人がいました。
ドット発光の見た目の綺麗さ、インパクトの強さから「釣れそう」という先入観を持たず、「釣れそう」から「釣れる」に変わったときにやっと発売を意識し、そこからまた様々なシチュエーション、布、カラーと言ったバリエーションをテストし、まず最初のリリースとしてオリーブとグリーンの発売が決定しました。


「シズクグローオリーブ」
下地はクラッシュゴールドの箔で通常のゴールドよりギラギラ感を出しています。
不規則なギラギラと不規則な発光により、暗い時間からの朝マヅメ、暗くなるまでの夕マヅメといった時間にしっかりと順応してくれます。
こちらの下地はあえてピンクグローを採用していません。春の夕マヅメから真っ暗になる時間にガッツリテストしてきて、こちらの方がデカイカが口を使ってくれたことが多かったからです。
白系のアオリイカをメインターゲットとした中で今後絶対必需品となるカラーになると思っています。


「シズクグローグリーン」
下地はレッドに背中はグリーン。
こちらのシズクグローはピンクグローと通常のグローの組み合わせにしています。
微発光のシズクグローをさらに微発光、つまり微々発光といった感じなのですが、1投の中で発光の強さがしっかりと変化し状況に対応した発光にマッチする瞬間が必ずできるようにしました。
過去、数々の遠征をしてきましたが特にレッドモンスターに効果的なカラーであることは、間違いありません。竹島の大園さんが過去に釣った5キロアップは全部レッドベース×グリーン、僕自身絶対の勝負の時はこのカラー。喜界島のレッドモンスターキラーである若松さんもこのカラーに絶対の信頼を置いてくれています。
適応力の高いカラーだけあって白系にも効果的なのですがあえてレッドモンスターキラーとしての位置づけです。
長々となりましたが、4月発売のハヤケンカラー「シズクグローカラー」の説明になります。
最後に
限定カラーなんかを合わせると過去に何十色も作って来ましたが自分でリリースするエギに「ハヤケン」とつけるのは実は初めてです。
それだけ自信作です。 「釣れそう」なカラーを作るのは簡単です。好きなカラーをイメージして作るだけ。
だけどそれだけじゃ絶対に純正色としては発売したくない。「釣れる」という事実なくして発売したくない。テストに何時間もかけて、何回も何回も調整して結果がすべて、釣果がすべてでテストしてきました。
もうすぐ発売から1年。
釣れるカラーはこれからも釣れるカラーであると自信をもって言えます。
是非、機会があったら手に取っていただければ幸いです。
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